2017年06月26日

大阪DTPの勉強部屋でInDesignのことも。

告知・その2です。

先に告知した大阪DTPの勉強部屋【Glyphs勉強会】の前日である2017年7月15日(土)に、大阪DTPの勉強部屋・26回勉強会に登壇します。タイトルは『もうちょっとラクしたい人のための「検索/置換」つかいこなし術[拡大版]』。InDesignに関するものです。

内容はINDD2016でお話ししたものがベースになっています。あの時は45分(40分でしたっけ?)という短い時間だったので話を思い切り圧縮せざるを得なかったのですが、今回は倍以上のお時間をいただけたので詳しくお話ししたいと思います。あの時はお話しできなかった情報も追加しますので、INDD2016に参加された方もぜひよろしくお願いします。

なお、文字っ子の神さま・ものかのさん(@monokano:http://tama-san.com/)による『見ているのに見えていないデジタルの文字』というセッションもあります。今年のPAGEで大好評だったものの拡大版とのこと。ものかのさんのお話はとても分かりやすくて文字に関する混乱を丁寧に解きほぐしてくれます。DTPやWebに携わる方なら、一度はお聞きになっておくべきだと思います。

お申し込みは http://www.osakadtp.com/?p=3440 から。よろしくお願いします。

InDesign CCScreenSnapz004.png
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2017年06月09日

JavaScriptで複数一括置換【スタイル指定機能を追加】

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

※2017/06/14:サンプルデータに不備があったため修正しました。

※2017/06/15:検索範囲も設定できるように改良しました。

※2020/03/14:置換文字列が空欄の場合に生じる問題を修正しました。

複数一括置換スクリプト(新)で小数点第二位を四捨五入する(2020年03月10日公開)ではさらに改良した(シンプルな)スクリプトを公開しています。併せてご覧ください。


2016年11月の『JavaScriptで複数一括置換【改良版】』では、外部のテキストファイル(置換テーブル)を参照して複数一括置換を実行するスクリプトを紹介しました。
今回はさらに手を加え、下図のようなダイアログで段落スタイルや文字スタイル、検索範囲を指定できるようにしてみました。

0615-01.png


各チェックボックスをオンにすると、ドロップダウンリストで段落スタイル名や文字スタイル名が選択できる状態になります(アクティブなInDesignドキュメントに設定されているものがすべて表示されます)。使い方については以下の動画を参照ください。


※検索範囲はドロップダウンリストで設定します。「ストーリー」「選択範囲」とする場合は、あらかじめドキュメント上で1文字以上を選択しておく必要があります。


お試しになる際は十分にテストされるようお願いします。また、必ずバックアップをとってからお試しください。
サンプルデータ(2020/03/14更新)はこちら《replace_2020_0314b.zip》です。

※表組みのセルを選択している場合など、うまく動作しない場合は『複数一括置換スクリプト(新)で小数点第二位を四捨五入する』のスクリプトをお試しください。

posted by 照山裕爾 at 02:07| Comment(3) | TrackBack(0) | InDesign-検索/置換 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

JavaScriptで複数一括置換【改良版】

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

複数一括置換スクリプト(新)で小数点第二位を四捨五入する(2020年03月10日公開)ではさらに改良した(シンプルな)スクリプトを公開しています。併せてご覧ください。


2013年の9月に『複数の置換を一気に実行する』で、複数の用語を一括置換する方法について書きました。この中の『Excelと簡単なJavaScriptで複数の検索を実行する』ではInDesign上で複数一括置換をおこなうJavaScriptをご紹介したのですが、Excelを使った作業が必要となるため少々面倒だと感じていました。
そこで今回は、このJavaScriptを改良することにしました。置換リスト(置換テーブル)としてはJavaScriptファイルとは別に保存したテキストファイルを使用します。テキストファイルには「検索文字列」「タブ」「置換文字列」の形で置換リストを書いておいてください。正規表現も使用できます(InDesignのダイアログに入力するのと同じ書き方をすればOKです)。
以下、作業手順については動画をご覧ください。

JavaScriptファイルを書き替えることなく、さまざまな置換リストを使用できるので便利になったと思います。機会がありましたらお試しください。

※お試しになる際は事前によくテストをされるようお願いします。また、かならずバックアップをとってからご使用ください。


サンプルデータはこちら《2024_1210c_minimum.zip》です。

2017.6.9にアップした別ページ『JavaScriptで複数一括置換【スタイル指定機能を追加】』(ここをクリックすると別ウインドウで開きます)では、さらに改良したものをご紹介しています。検索対象の段落スタイル・文字スタイル、置換時の文字スタイル、検索範囲をダイアログで簡単に設定できます。

posted by 照山裕爾 at 03:53| Comment(7) | TrackBack(0) | InDesign-検索/置換 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする