2022年10月04日

表のセル幅を調整するスクリプト[InDesign]

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

表組みを作成した後「このセルは○mm幅にしたい」「このセルは今より△mm広げたい」などと思うことがあるのではないでしょうか。そんな時に使用する簡単なスクリプトを書いてみました。

準備

●まずは表組みの最上段に「数値を入力するための行」を追加します(本文行でもヘッダーでも構いません)。
●結合セルは結合したまま合計幅を指定できます。個別に幅を指定したければ結合は解除してください。
●セルに数値を入力します。幅を指定したい場合は「48」などと数値のみを入力してください。
 幅を広げたい場合は「+6」などと入力、狭めたい場合は「-6」などと入力します。
 何も入力しないセルや数値以外の文字が入力されたセルは無視されます。
スクリーンショット 2022-10-04 11.34.36.png

スクリプトの実行

●セルを1つ以上選択した状態で実行します。全セルを選択していても構いません。

※実行後、command+Zで元のスクリプト実行前に戻ります。


後始末

●最上段の行を削除して作業完了です。

作業の流れは以下の動画をご覧ください。

行を追加する必要があるためレイアウトによっては使いづらい(使えない)ケースがあると思いますがご容赦ください。
サンプルデータはこちら《minimum_2022_1003a.zip》です。
posted by 照山裕爾 at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | InDesign-書式・スタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック