DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)
※2017/06/14:サンプルデータに不備があったため修正しました。
※2017/06/15:検索範囲も設定できるように改良しました。
※2020/03/14:置換文字列が空欄の場合に生じる問題を修正しました。
※複数一括置換スクリプト(新)で小数点第二位を四捨五入する(2020年03月10日公開)ではさらに改良した(シンプルな)スクリプトを公開しています。併せてご覧ください。
2016年11月の『JavaScriptで複数一括置換【改良版】』では、外部のテキストファイル(置換テーブル)を参照して複数一括置換を実行するスクリプトを紹介しました。
今回はさらに手を加え、下図のようなダイアログで段落スタイルや文字スタイル、検索範囲を指定できるようにしてみました。

各チェックボックスをオンにすると、ドロップダウンリストで段落スタイル名や文字スタイル名が選択できる状態になります(アクティブなInDesignドキュメントに設定されているものがすべて表示されます)。使い方については以下の動画を参照ください。
※検索範囲はドロップダウンリストで設定します。「ストーリー」「選択範囲」とする場合は、あらかじめドキュメント上で1文字以上を選択しておく必要があります。
お試しになる際は十分にテストされるようお願いします。また、必ずバックアップをとってからお試しください。
サンプルデータ(2020/03/14更新)はこちら《replace_2020_0314b.zip》です。
※表組みのセルを選択している場合など、うまく動作しない場合は『複数一括置換スクリプト(新)で小数点第二位を四捨五入する』のスクリプトをお試しください。
正規表現検索ではなく、通常のテキスト検索で動作させることはできないでしょうか。
コメントをありがとうございます。
正規表現による置換/検索では「FindGrepPreference」などのように書くところを
テキストによる置換/検索では「FindTextPreference」などのように書きます。
ですので、スクリプトの「Grep」を「Text」に書き換えれば
多くの場合、うまくいくと思います。
きちんとテストしていませんが書き換えたものをアップします。
試してみてください。
https://mottainaidtp.up.seesaa.net/image/test-0911a.jsx
スクリプトの変更点を見比べてみたところ、少し調べればわかるようなことだったみたいで、お手を煩わせてしまいすみません。勉強になりました。
大変ありがとうございました。