DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)
今回はOpenTypeフィーチャーの「前後関係に依存する字形(calt)」を説明するための簡単な例として、小数点以下の数字が小さく表示されるフォントを作ってみました。
※このようなフォントがなくてもInDesignであれば「正規表現スタイル」を使って同様の表現は可能です。
用意したグリフはカンマ、ピリオド、通常サイズの数字グリフ、小さい数字グリフだけ。またcaltの式も2行だけの簡単なものです。
詳しくは動画をご覧ください。
「前後関係に依存する字形(calt)」を使えば、いろいろな機能を持ったフォントが作れると思います。ぜひ面白いものを考えてみてください。
サンプルデータはこちら《minimum2015_1114.zip》です。
・「dp_num-Regular.otf」は「源ノ角ゴシック (Source Han Sans )バージョン1.004」のアウトラインを使用した派生フォントです。
・このフォントのライセンスはSIL_Open_Font_License_1.1に準じます。
SIL_Open_Font_License_1.1については下記サイトを参照ください。
原文:
http://scripts.sil.org/OFL
日本語訳:
http://sourceforge.jp/projects/opensource/wiki/SIL_Open_Font_License_1.1