2013年05月15日

文字スタイルを使って蛍光ペン風に表現……意思疎通のための工夫

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

編集者の方に「ここは修正しなくて良いですか」と確認したい場合、私は文字スタイルを使って下図のように蛍光ペン風の下線を引いて伝えることにしています。この蛍光ペン風の下線はPDFやプリンタ出力にも反映できますし、後で簡単に削除することもできます。

0515-002.png

たとえば下図のような『打ち消し線』を設定した文字スタイルを用意します。色違いで何種類か作っておくと便利です。

0515-001.png

※『下線』設定でも、ほぼ同様の表現は可能です。



文字を選択して文字スタイルを適用するだけで蛍光ペン風の下線を引くことができます。なお、蛍光ペンの表示・出力が不要になったら文字スタイルを削除します。すべての蛍光ペン表示を一度にクリアすることができます。


※注意が必要なのは「既に他の文字スタイルが適用されている文字に対して、この文字スタイルを適用すべきではない」ということです。InDesignでは文字スタイルを重ねて適用することはできないため、元の文字スタイルが解除されてしまうことになります。

posted by 照山裕爾 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | InDesign-書式・スタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック