DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)
今回はInDesignで作図をする時のために括弧類のバリアブルフォントを作ってみました(もちろんIllustratorなどでも使用できます)。4つのバリアブル軸
今回のフォントは以下の4つのバリアブル軸を持っています。Weight(最小値20・最大値400)
太さを調整します。最大値(400)では最も太い部分が全角(1000ユニット)の400/1000の太さになります。Contrast(最小値5・最大値100)
最も太い部分に対する最も細い部分の太さを設定します。最大値(100)では同じ太さ、最小値(5)では5/100の太さになります。Spread(最小値100・最大値200)
端の部分の広がりを調整します。一部の括弧のみに設定されています。Width(最小値2000・最大値10000)
括弧の幅を設定します。最小値(2000)では全角の2倍、最大値(10000)では全角の10倍の幅になります。直線部分の追加
直線部分用のグリフを使用することで括弧の幅をさらに広げたりテキストフレーム幅に合わせたりすることが可能です。直線部分を追加する
波括弧ではハイフン(-)、上側括弧ではプラス(+)、下側括弧ではチルダ(~)を入力することで直線部分が追加されます。テキストフレーム幅に合わせる
右インデントタブを入力し、リーダーとして波括弧ではアンダースコア(_)、上側括弧ではイコール(=)、下側括弧ではキャレット(^)を設定することでテキストフレーム幅に合わせることができます。以下、動画をご覧ください。
※お仕事などでは必ず十分に出力テストなどをおこなってから使用してください
サンプルデータはこちら《brackets_VVF_240618a.zip》です。