2015年04月27日

ノンブルの表示を変更するフォント

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

InDesignには自動でノンブルをふる機能があります。ただし見開きでは「数字の少ないほう(左綴じなら左側)のノンブルが偶数、多いほうのノンブルが奇数」になります。InDesignの機能を少し強引に使って変更することはできますが、後でページの追加・削除・移動がある場合は面倒なことになります。今回は、そんな問題を解決する方法を考えてみました(下図の状態を実現します)。
0626d.png

その方法とは「実際の数字よりも常に1だけ少なく表示されるフォント」を作り、それをノンブル部分に適用することです。以下の動画をご覧になってください。

作成したフォントのデータとGlyphsのデータはサンプルデータに入っています。デザインを変更したい場合は茶色い部分の10個のグリフだけを変更していただければ結構です。

※動画内では触れていませんでしたが、これをInDesignで使うには「OpenType機能」の「前後関係に依存する字形」がオンになっている必要があります。デフォルトの段落スタイル「基本段落」では、これがオンになっています。



今回のフォントを使う場面は、他には思いつきませんでした。もしも活用場面を見つけた方は教えていただければ幸いです。

※【2015.4.28追記】Glyphsデータおよびフォントファイルの更新版をアップしました。フィーチャーも以前のものとは変わっています。解説PDFも入れましたので、詳しくはそちらをご覧ください。

2015.4.28版のサンプルデータはこちら《LessNum2.zip》です。
初回(2015.4.26)のサンプルデータはこちら《2015_0426_minimum3.zip》です。


サンプルデータ内のフォントの使用については以下のように考えています。
【改変】可 【再配布・複製】可 【商用利用】可 【利用報告】必要なし

※不具合などについては保証いたしかねます。

posted by 照山裕爾 at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Glyphs | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

Glyphsの初心者向けハンズオンセミナーがあります。


今回は告知です。

2015年4月19日(日)に【DTPの勉強会 特別編・第4回】ということで
フォント作成ツールGlyphsのハンズオンセミナーが開かれます。

みんなで実際にフォント(今回は情報誌で使うようなマーク)を作り、
InDesignやIllustratorで使ってみようという内容です。
ぜんぜん難しくありません。

・Glyphs(体験版でOK)をインストールしていること
・InDesign、Illustratorをインストールしていること
・Illustratorで簡単な作図ができること

といった条件を満たしていれば、まったく問題ありません。
(Macは持ち込めないので聞くだけ……という方も歓迎)

当日は
縦組み対応(向きが変わったり、縦組みの時だけ違う絵柄になったり)や
合字機能への対応(◆車◇と入力するとマークになる)についても
ご説明します。きっと楽しい……はず。

私自身、昨年の「初心者のためのGlyphs勉強会(でしたっけ?)」にて
はじめてGlyphsのことを知りました。
とても分かりやすくて面白いツールだと思います。

ものかのさん(tama-san.com)と私が説明しながら、
みんなで一緒に作りながら勉強するというスタイルです。
何といっても、あの「ものかの」さんです。やさしくないはずがありません。
私よりずっと文字に詳しい方々もサポート部隊として参加してくださいますので、
まったく心配ありませんよ。

詳しくは【『DTPの勉強会』の告知用サイト】をご覧ください。
posted by 照山裕爾 at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Glyphs | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

【番外編】Glyphsによるフォントでアナログ時計を表現する。

DTP作業者にとっての難易度 ?????
clock.png

年末年始に少し時間があったのでGlyphsでアナログ時計を作ってみました。完成したものは[http://mars517.web.fc2.com/clock/clock_glyphs.html]でご覧いただけます(当ページ下部でhtmlファイルを含むデータ一式をダウンロードしていただくことも可能です)。webページではJavaScriptで「00:00:00 a.m.」などといったデジタル時計を用意しておき、Glyphsによる自作フォントをWebフォントとして適用。秒針は1秒おきに6度、分針は10秒ごとに1度、時針は2分ごとに1度進みます。

※今回も大曲さんに教えていただきながら完成にこぎつけることができました。ありがとうございました。完成までの過程についてはFacebookの「Glyphs日本支部」(https://www.facebook.com/groups/1464028557152286/)をご覧ください。



データの内容については動画をご覧ください。

動画内では触れていませんでしたが、針のデザインを変えたい時は「hr」「min」「sec」という3つのグリフを変更するだけです。これらの基本グリフを「コンポーネント」という機能により各グリフに割り当て、回転しています。

今回の内容はDTPとは関係ありませんが、Glyphsの一歩踏み込んだ使い方を考えるには良い機会だったと思います。ご興味のある方は、ぜひ一度Glyphsに触れてみてはいかがでしょうか。

※体験版は公式サイト(http://www.glyphsapp.com/)からダウンロードできます。

大曲さんのページ(http://tosche.net/2012/11/glyphsapp_j.html)では動画でGlyphsの使い方を分かりやすく解説しています。


サンプルデータはこちら《2015minmum0106b.zip》です。

サンプルデータ内のフォントの使用については以下のように考えています。
【改変】可 【再配布・複製】可 【商用利用】可 【利用報告】必要なし

※不具合などについては保証いたしかねます。

posted by 照山裕爾 at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Glyphs | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする