2013年06月04日

「スタイルが設定されたテキストデータ」をInDesignから書き出す

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

書籍制作などでは、事前にInDesignによるテスト組みをおこなって見出しや本文などの体裁を検討するケースがよくあります。DTP作業者は多くの場合、この時点でInDesignドキュメントに段落スタイルや文字スタイルを設定します。

※段落スタイルや文字スタイルの体裁は後で調整できるので、この時点では「必要だと思われるスタイルを一通り用意すること」を重視します。


実は、このInDesignドキュメントから「スタイルが設定されたテキストデータ」を書き出すことができるのです。以下、動画をご覧ください。

※少し分かりにくいかもしれませんが、テキストデータを書き出した後、Mac版のWordでテキストデータを開いて内容を確認しています。



ご覧の通り、書き出されるのはリッチテキスト形式(拡張子『.rtf』)のテキストデータです。
これをWordで開くと、かなりInDesignドキュメントと似た体裁になっています。そしてInDesignで設定した段落スタイルや文字スタイルが、きちんとテキストデータの各文字列に適用されていることが分かります。

あとはWordで箇条書きの体裁を整えたり、インデント幅を調整したり、フォントを編集者が使用できるものに変更したりするだけで、本番テキストデータ作成用のWord文書を完成させられるのです(下図は体裁を調整した後のWord文書の画面表示です/フォントはMS明朝とMSゴシック)。

0603-01.png

※完成したテキストデータはWord文書(拡張子『.docx』や『.doc』)として保存しておくと良いでしょう。



なお、完成したWord文書の段落スタイルや文字スタイルを他のWord文書に読み込む方法については《Word文書間でスタイルの体裁を統一する》を参照ください。
サンプルデータはこちら《minimum0604.zip》です(InDesignドキュメントはCS4以降で使用可能・テキストデータ[rtfとdocx]はWordでご確認ください)。
posted by 照山裕爾 at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | テキストデータ・Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月01日

Word文書間でスタイルの体裁を統一する

編集者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

たとえば複数の章で構成される印刷物を作成する際はテキストデータを章単位で作成すると思います。このような時、各Word文書間で見出しや本文の段落スタイル、強調箇所の文字スタイルなどの体裁を統一したいというケースは多いのではないでしょうか。

既にご存知の方も多いと思いますが、Wordでは他の文書からスタイルの設定を読み込むことができます。今回はこの手順を動画でご紹介します。

以下の動画では、文書Aのスタイル設定を文書Bに読み込んでいます。

私はWord文書の段落スタイル、文字スタイルをIndesignの仕上がり体裁に近いイメージの状態に設定した上で編集者の方に事前にお渡しすることもあります(仕上がりをイメージしながらテキストデータを作成していただくため)。このような時もスタイルを読み込む方法を知っておくと便利です。

(追記)

段落スタイル、文字スタイルを作り込んだWord文書をDTP作業者が用意するためには《「スタイルが設定されたテキストデータ」をInDesignから書き出す》の方法が簡単です。
posted by 照山裕爾 at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | テキストデータ・Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする