2017年04月27日

索引用のテキストファイルを整理する

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

以前、『文字スタイル部分・下線部分などを索引化する』でInDesignドキュメントから索引項目を抽出してテキストファイルを作成するJavaScriptを作成しました。今回は、このテキストファイルを整理する作業について考えてみました。

ExcelとJeditXによる整理

これまで私はExcelとJeditXを使ってテキストファイルを整理してきました。まずはこの手順をご紹介します。

ご覧のように「@Excelでソート」「AJeditXの複数一括置換で重複を整理」「B『文字スタイル部分・下線部分などを索引化する(の続き)』の『【後の作業】索引リストに読みを付加する』のJavaScriptで読みを付加」「CExcelで読み順にソート」という作業で、言ったり来たりが少々面倒です。

JavaScript(ESTK)による整理

作業を簡単にするために、ソートをするJavaScriptと重複を整理するJavaScriptを作ってみました。

うまくいくようであれば、将来的には以前作ったJavaScriptと合体して1回のクリックで複数の作業を完了させることもできるはずだと考えています。

JeditXによるソート

上記JavaScriptを完成させた後に気付いたのですが、実はJeditXには優秀なソート機能があります(ご存知の方もきっと多いのだと思います)。

これを使えば簡単に、しかも読みを付加しなくても適切な順番にソートすることが可能です。つまりソートをおこなうJavaScriptや読みを付加するJavaScriptは使用しなくてもいいわけです。重複の整理もJeditX(複数一括置換)で処理することはできるので、JavaScriptを使わなくてもいいことになります(この機能を知った時は凹みました)。

と、今回は無理にJavaScriptを使わなくてもいい作業例でした。とは言え、JavaScriptの勉強にはなりましたので、記録として残しておくことにします。
サンプルデータはこちら《sort_2017_0426i.zip》です。
posted by 照山裕爾 at 05:10| Comment(0) | TrackBack(0) | InDesign-書式・スタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月08日

JavaScriptでInDesign上に積み上げ棒グラフを描く

DTP作業者にとっての難易度 ★☆☆☆☆(1)

先に書いた『JavaScriptでInDesign上に円グラフを描く』『JavaScriptでInDesign上に折れ線グラフを描く』に続いて、今回は積み上げ棒グラフを作成してみました。

0207a.png

テキストデータの下の行から処理するために2次元配列というものを使う必要があり、思った以上に難航しましたが何とか形にすることができました。
使い方は前回の折れ線グラフと同様です。

※最小値はゼロに固定しました。



何か使えそうな場面がありましたらお試しください。

※毎度のことですが、自分で使うために作っており品質には自信がありません。自己責任でお使いください。


サンプルデータはこちら《minimum_2017_0207a.zip》です。
posted by 照山裕爾 at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | InDesign-書式・スタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

文字スタイル部分・下線部分などを索引化する(の続き)

DTP作業者にとっての難易度 ★★☆☆☆(2)

先に『文字スタイル部分・下線部分などを索引化する』を書きましたが、その後「JavaScriptを使えば前後の作業も効率化できるのでは」と考え、まとめることにしました。

※いずれも実験的なものなので、ご使用にあたっては慎重に検証されるようお願いします(必ずバックアップを取った上でお試しください)。


【前の作業】指定された用語群に書式を一括適用する


InDesignによるレイアウトが完成した後、編集者の方から「この項目(用語)を索引化したい」と用語の一覧(テキストファイル)を渡されたことがあります。このような場合、JavaScriptを使えば該当するすべての文字列に対して書式(文字スタイル、下線、打ち消し線など)を一括適用することが可能です。

※書式を適用するためには、行頭の「//」を削除してコメントアウトを解除してください。全項目がコメントアウトされたままでJavaScriptを実行すると、該当する文字列が削除されてしまうのでご注意ください(置換文字列欄が空欄になっているため)。

この作業をおこなった後に、先の『文字スタイル部分・下線部分などを索引化する』の作業をおこなえば、簡単に索引リストを作成することができます。

【後の作業】索引リストに読みを付加する

※2017.3.22にサンプルデータを更新しました。


前回の『文字スタイル部分・下線部分などを索引化する』で作成した索引リストはExcelでソートした順に並んでいます。漢字の用語は、たとえ『ア行』であってもカタカナの用語の後になっています。また、漢字の用語だけを見ても「手形」「準拠法……」「小切手……」など、必ずしも読みの順には並んでいません。
これに読みを追加する方法がないか……と考えている時に思い出したのが、chalcedonyさんがお書きになった『選択した文字列を索引項目に登録するJavaScript(読み仮名自動入力、CS3〜)』です。このJavaScriptは、索引項目を登録する時にYahoo!のテキスト解析WebAPIを利用して読み仮名を自動的に入力する……という、とても便利なものです。これに少し手を加えるだけで、索引リスト(テキストファイル)に読みを付加することができると思い、やってみました。

※chalcedonyさんのブログに「書いてるコードは使えそうならご自由に」とあったので甘えさせていただきました。WebAPIの部分については全く理解できておらず、そのまま使わせていただいています。

※Yahoo!のWebAPIを利用するには『アプリケーションID』が必要です。取得のための手続きは簡単です。詳しくは『ご利用ガイド』をご覧ください。


試してみたところ、期待した通りの読みを付加してくれることが多いように感じます。とはいえ自動的な処理ですので、最終的にはご自身が(または編集者が)確認・修正すべきだということはご理解ください。

※Yahoo!が「日本語形態素解析API」のサービスを終了した場合、本スクリプトは使用できなくなります。


WebAPIなど、世の中には便利なものがたくさんあるものですね。もっときちんと理解して、使えるようになりたいです。
サンプルデータ(2017.3.22更新版)はこちら《2017_0322a-minimum.zip》です。

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posted by 照山裕爾 at 06:15| Comment(0) | TrackBack(0) | InDesign-書式・スタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする