2021年02月16日

InDesign/配置ドキュメントの文字をレイアウトドキュメントに反映するスクリプト

DTP作業者にとっての難易度 ★★☆☆☆(2)

※2021.03.05/サンプルデータを更新しました(画像を配置したフレームおよび配置画像を回転しているケースに対応するよう修正)。


私はよくInDesignドキュメントに他のInDesignドキュメントを配置します(文字要素の多い図表類など)。この時、いつも不満に思っていたのは『配置ドキュメント内の文字を検索できないこと』でした。索引作成や用字用語統一などの際に非常に面倒だったのです(目で探す、配置画像を1つずつ開いて検索する、PDF化して検索する……などが必要なため)。
何とかして配置ドキュメント内の文字をレイアウトドキュメントに反映させられないかと考えたのが今回のスクリプトです。

※本スクリプトを書こうと思ったのは某スクリプトの達人から『配置されたIllustrator画像内の文字をInDesignドキュメントに反映するスクリプトを書いた』と聞いたことでした。複数のアプリケーションをまたぐスクリプトは私には高度で手を出せない領域ですがInDesignドキュメント同士であれば何とかなりそうだとチャレンジしました。


以下、動画をご覧ください。

概要


スクリプトを実行すると「indx」というレイヤー(プリントはオフ)が作られ、そこに各配置ドキュメントの構成要素(テキストフレームやグラフィックフレームなど)が複製されます(同寸・同座標)。それらの中の文字要素はすべて検索可能です。必要に応じて置換したり文字スタイルをあてたりして索引作成や用字用語統一にご活用ください。

条件


スクリプト内にも記載しましたが、以下の条件を満たす必要があります
条件1:「環境設定→組版→テキストの回り込み→テキストの背面にあるオブジェクトを無視」がオンであること
条件2:ドキュメント配置時のオプションが「ページ境界線ボックス」であること
条件3:アンカードキュメントについてはグループではないこと
条件4:作業開始時点でレイヤー「indx」が存在しないこと

注意点


スクリプト内にも記載しましたが、以下ご注意ください。
注意1:必ずバックアップをとってからご使用ください(配置ドキュメントは改変されませんが念のためのバックアップを)
注意2:レイアウトドキュメントの全オブジェクト、全レイヤーのロックは解除されます
注意3:非表示レイヤーも処理対象となります(レイアウトドキュメント、配置ドキュメントとも)
注意4:マスターページは処理対象外です
注意5:処理対象が存在しない時もレイヤー「indx」が作られます
注意6:レイアウトドキュメントと配置ドキュメントでスタイル、スウォッチ等の設定が競合していると体裁が揃いません
サンプルデータ(2021.03.05更新)はこちら《minimum_2021_0305a.zip》です。


posted by 照山裕爾 at 18:06| Comment(0) | InDesign-書式・スタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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